それはいつもの休日のこと



     カカシはの家へ来ていた
     カカシはたいがい休日はの家へ行っている
     は迷惑と口では言っているがカカシと
     いるときのはとてもうれしそうに見える


     「あのさぁ・・・普通、彼女の家きてエロ本読む?」

     カカシは本を読みながらに言う

     「え、だってすることないし」

     「だからってエロ本はないでしょ・・・」

     まぁいいやとため息をつき本を読んでいるカカシを横目で見る

 
     真面目な時はかっこいいんだけどなぁ・・・

     でも読んでるのがエロ本なんだよなぁ・・・・・・;;


     ちょっとどきっとした感情がどっと下がる
     またちょっと横目で見ると銀色の髪の毛が目に入った


     「ねーカカシの髪の毛って地毛だよね?」

     「うん」

     「さわってい?」

     「どーぞ」


     本を読んでいるカカシの横に立てひざし、そっと髪に触ってみる


     「わー・・意外と柔らかい・・それに細いし・・・」

     「そう?」

     「うん、いーなー。羨ましい・・・・」


     わーといいながら撫でるように触る
     するとカカシが本を読むのをやめて黙り込んだ


     「どしたの?」

     「なんか・・俺犬みたいだなって・・・・」

     「あははっ!ごめん、ごめんすっごい柔らかくて気持ちいいから、つい」


     くすくすと笑いながら髪から手を離した


     「でも、も髪綺麗だよね」

     「そお?」

     「うん、それになんかすっごいいい香りするし。」


     そうかなーといい自分の髪の毛に触れる
     カカシはふっと笑うとの髪に触れた


     「な・・・・///」

     「長いとさぁ、髪洗うの大変でショ?」

     「え?あ、うん・・・・」

     「今度俺が洗ってあげようか?」
 
     「馬鹿」

     カカシがくすくす笑った
     は手をのばしてまたカカシの髪に触った

     「あ、また触るんだ」

     「んーなんか癖になりそう」


     なんだそれとまた少し笑うと本に目を通した


     「・・好き・・・・・」

     「へ?」


     カカシはを見て少し間抜けな声を出した


     「髪が」

     「あ、髪ね・・・・・」


     なんだという顔をしたカカシを見ては嬉しそうに笑った
 

     「あたしはカカシの髪も、カカシのそんな顔も好き。」


     カカシは少し驚いた顔をしすぐその表情を笑顔に変えた
     そしてを引き寄せの顔に唇を近づけた





 
     ちゅ





 
     「俺はのこんな顔が好き」


     カカシは満足そうにを見る
     は口を両手で押さえ顔を真っ赤にしていた


     「バカ」

     顔を真っ赤にしながらはいった


     カカシは笑顔を作るとの額の髪を上げ額にキスをした












     さらさらの髪撫でてみたら

        そこにはアナタの嬉し顔


















     2005/09/04  櫓川 晴

 
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