いつもふわふわしてて、廊下じゃ何も無いところで転んでたり



                危なっかしくて目が離せない





                それでも可愛い君だから





                こんなにも愛しい君だから

























                                             























                「侑士ぃー!」





                後ろから自分が今一番聞きたかった声が聞こえる





                「、そない慌ててどないしたん?」



                「んーっとね。髪の毛結んでほしいの!」



                ゴムを俺の手のひらにのせ、にこにこ笑っている



                「髪の毛?」



                「うん。宍戸くんに結んでもらおうかなぁーって思ったんだけど、

                 宍戸くんが見当たらなくて、侑士の所にきたの」



                「ははっ・・・そうか・・」





                (なんで宍戸がそこででてくんねんっ!!!)





                俺は顔だけは笑顔を作ってたけど、内心はちょっとむかついとった





                「じゃあ、結んだるから座ってぇな」



                「はぁーい」



                「はい、いいお返事やねぇ」





                ゴムをにいったん渡し、髪の毛を手で梳かす



        

                「で、髪型はどないすんの?」



                「二つ縛りー」



                「了解」





                梳かした髪の毛を、分け目に沿って二つに分ける



                髪の毛からする、優しい香りが鼻をくすぐる



                分けたうちの一つを梳かしながら綺麗に整えていく



                

                「。ゴム」



                「あーい」



 

                からゴムを受け取ると、整えた髪をゴムで縛る



                そしてもう一方も整え、またゴムで縛る



                そして縛った髪を梳かし、最後に頭をぽんっと叩く



 

                「よっしゃ。できたで」



                「おー!流石侑士ー!はやーい!」



                「まぁな」



 

                鏡で髪の毛を見ると綺麗に二つに縛られている







                「侑士髪の毛結ぶの上手だねー」



                「別にそないなことないと思うんやけど・・」



                「そんなことないよ!でも


                   侑士が結んでくれたから綺麗に見えるのかな?」





                はにこにこしながら鏡を眺めている







                そんなを見て俺は嬉しかったのか、恥ずかしかったのか



                胸が熱くなるような不思議な感覚がした







                「・・・あー・・ホンマあかんわぁ・・」





                「何が?」





                首を傾げて俺を見上げるに俺は、そっとキスをし、



                耳元に顔を近づける









                「がホンマに可愛すぎっちゅーことや・・・」



                「///ほぇっ・・?!」







                俺がくすくす笑ってるとは顔を真っ赤にして耳を押さえてる









                「他の男の前ではそんなことしちゃあかんで?」



                「し、しないょ!!」





                



                どーだか・・・・。さっきやってそぉやって笑ろうて宍戸んとこいこうと思ったんやろ。



                ったく天然な姫さんで困るわ・・・





                まぁ・・そこが愛しくて可愛いんやけどな。



















               「あ、跡部くんー!見てみてー!これ侑士がむすんでくれたんだよっー!」





               (全然わかってへんやんっ・・・!)

















               可愛い彼女を持つとそれなりの苦労があるらしいです。




































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