お前思う思い

        夢占の彼方へ








  


   年年歳歳
















 今日の任務が終わり
 おもっ苦しい足を上げて
 彼の家へと向かった

 いつもあたしは任務が終わるとたいがい
 シカマルの家に行っている

 本人がいないのに行くのも可笑しいと思うけれど
 部屋にいくとすっごく安心して
 あたしの家第二号!みたいな感じ。


 「すみませーん。お邪魔しまーす」

 「あ、ちゃん?まだ家のバカ息子帰ってきてないけど・・」

 「え、じゃぁ、その、部屋にいてもいいですか?」

 「ええ、どうぞ」

 シカマルのお母さんはにっこり笑っていって台所へ向かった

 あたしはサンダルの脱いで
 シカマルの部屋へ向かった

 階段を上る一歩一歩が重く感じる

 部屋につき、戸を開けるとあたしはベットへ飛び込んだ

 「はぁ・・・・・・」

 おもわずため息が出た
 ベットに仰向けになり大の字になって目を瞑った

 体が底に落ちていくような不思議な感覚が襲った
 疲れが上へどんどん上がっていく



 「(おそいんだなぁ・・・・)」



 なんかあったのかなぁ・・・

 つまらないよ、シカマルがいないと

 話したいこととかいっぱいあるのにさ・・・・



  すごく・・あいたいよ・・





 どんどん眠気が襲っていき
 あたしは寝てしまった









 







 

 「ん・・・・・」

 「あたし・・寝ちゃったんだ・・・・・」

 あたしはベットからゆっくりと起き上がると
 ぼさぼさになった髪を手で梳かした
 そしてひとつ生欠伸をし、そばにあった時計を見た

 「(五時か・・・ってことは・・・あたしが寝たのが多分4時半ぐらいだから・・三十分も寝てたんだ・・」

 「まだ・・かえってきてないんだ・・・・」

 うーんと背伸びをすると首を鳴らした

 するとしたから階段を上る音が聞こえてくる

 「やばっ・・・・」

 あたしはまたベットに横になり狸寝入りをした

 「(って、なんであたし寝たフリなんてしてるのさ・・・)」

 「ー・・って寝てんのかよ」

 シカマルは部屋に入り
 ベットに腰掛ける

 「ふつー人んち来て寝るかぁ?」

 「(うるさいっちゅーにっ!)」

 心の中でがつぶやいた

 「なんか、またせちまったみてぇだな・・・・」


 急いで帰ってきたつもりだったんだけどなぁ・・・


 シカマルがそうつぶやいての前髪をそっと上げた

 「わりぃな・・・・・・・」

 そういってのおでこに触れるだけのキスをした



 「シカマルー!ちょっと降りてきてー!」

 「へいへーい」

 めんどくさそうにいったあとタオルケットをそっとにかけて
 階段を下りていった






 その後ばっとは起き上がり
 おでこをおさえ頬を赤く染めた

 「ちょ、ちょっと・・なに、アレ・・・・・///」

 とまどいながらは赤い頬をもっと赤く染めた





  



   夢から覚めた後

     君に何を伝える・・・・・?







   年年歳歳

     ねんねなさい

   安心してて    年年歳歳

              僕、のため

          生まれてきなさい








 
 
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