私の彼氏の佐伯くんはとってもかっこいいです





              優しくて 運動もできて 頭もよくて







              この方以上にかっこいい人なんているでしょうか?





















                       

























               「やっぱりさ、サエは楽園に咲く白い薔薇だと思うのよ!」



               「この前は白馬にのった王子とか言ってたよな」



               「一昨日なんて鳥かごに閉じ込められた無垢な青い鳥とかいってたよ」





               の前に友たちは半ば呆れながら教科書を捲っている





               「もー!バネもも真面目にきいてよ!」



               「お前の言ってること自体がもう、真面目じゃねぇじゃん」



               「なっ!!」





               「まぁさ、ー。佐伯がかっこいいってのは分かるよ?



                 でもさ、そこまで言われるとさすがに本人も引くと思うけど・・・」



                 



               は下敷きをパタパタと仰ぎ、一つため息をつく





               「でもすっごいかっこいいんだもん・・・」



               「それはもう分かったってば」



               「サエも大変だなー。こんな奴を彼女にもって」





               黒羽はくっくと笑っている。そんな黒羽を見てはむっとする







               「こんなって何よー!!!」





               「まぁまぁ。落ち着けって。今度アイスおごってやっから」



               「まじで?!約束だかんね!」



               「おぅ」



  

               はやったーと喜びぴょんぴょん跳ねている





                   

               そこに話題の王子が現れる





               「バネ。これ剣太郎から」



               「おう。サエ。わりぃな」





               ぴょんぴょん跳ねていたはサエに気づくと顔をぱぁっと明るくさせる





               「サエっー!どこにいってたの??」



               「ん?一年の教室。剣太郎に用事があったからさ」



               「そっかー。おつかれー!」



               「うん。で、は何してたの?」



               「・・・えーっと・・・」





    

               内容を答えられないに佐伯は少し首を傾げる





               「サエの事をずっと自慢してやがったんだよ」



               「ちょ!バネ?!」





               バネの急な発言にあたふたする





               「今日はなんだっけかなー・・なんか白い薔薇とか言ってたよなぁ」



               「バネー!!ちょっとやめてぇ!!!」



                  

               きゃー!!とは顔を隠している





               「ははっ。そんなこと言ってたのか。」



   

                  

               彼女の爆弾発言ににこにこと笑う王子















               「あと昨日はたしか・・・・」





               「サエっ!!こっちきて!!」







               黒羽がなにか言いかけたときには、佐伯の手を引っ張り教室から出て行った







               「はははっ・・!ったくおもしろくてしょうがねぇや!」



               「黒羽ー・・あんたいつかになぐられるよー」



               「それよりサエに怒られっかもな!」



               「・・・・・;」







                  

   





























               教室をでて屋上にいくと少し生ぬるい風が吹いてきた





               「サエっ!あの、バネがいったことは気にしないでね?!」



               「あぁ。白い薔薇。っとかってやつだろ?」



               「う、うん。それ!」





               佐伯は真っ赤なの顔を見てくすくす笑っている





               「なんでそんな話してたの?」



               「だってサエ、すっごくかっこいいからさー・・なんか自慢したいというか・・・」



               「俺、別にかっこよくなんかないよ。普通」



               「そ、そんなことない!だって頭もいいし、運動神経も抜群だし!


                     サエすっごくモテるんだよ?」





               は佐伯の顔をみて熱心に話す



                   



                    

               「だからかなぁ・・・すごく不安になるんだ。


                  サエがいつかあたしから離れていっちゃうんじゃないかなーって・・・・」





               「・・・・」





               「サエの事すっごい好きだよ?でも、あたしより可愛い子なんていっぱいいるから・・


                    あたしの嫌いになっちゃったらどうしよう・・・・」



 

                目にはうっすらと涙が

                だがその涙はけっしてほほに流れることは無かった



                   

                そっと頬を撫でると目じりにキスを落とす





               「サエ・・・・?」



               「俺がを嫌いになるわけないだろ。むしろ俺のほうがいつもひやひやしてるよ・・・」





               こんなにも可愛い君を手放したくはないから・・・





               「それに他の子なんて関係ない。が俺のことを見ててくれるならそれでいいよ」



                   





               「俺はそんなが好きなんだから」









               佐伯の一言には胸がいっぱいになった



               それから思いっきり抱きついてみせた。それが精一杯のあたしの気持ち





                   



               大好きだよ 誰よりも









               サエは笑ってて、そのあと優しいキスをくれた







               暖かくて どんな物よりも優しく感じて





















               「・・・やっぱサエかっこよすぎ」



               「ははっ。そりゃどーも」





 

                   





                サエはあたしの手を握ってくすくす笑ってた

























                いつも傍にいて絶対離さないんだから

















                   

                愛しき あたしだけの王子サマ






























                     

 

                   


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