Harry Birthday to you!











    「おつかれさまでしたー」

    上の人からのおつかれーという声を聞いて
    帰り支度をし、受付場から出ていった 

    外に出ると少し肌寒く秋らしい風が吹いてくる
    はちいさくくしゃみをすると鼻をすすり空を見上げる
    小さい星がキラキラと輝き月が闇夜を照らしていた 


    「ー」

    後ろからしっている声が聞こえる
    振り返るとカカシがいてのほうに歩いてきた

    「カカシー・・・夜勤?遅いね。」

    「も。」

    「うんー・・・あれ、手に何持ってんの?」

    はカカシの手を覗いた

    「ん?これ?なんか、ナルトたちがおめでとうーって。」

    カカシはにはいと渡す
    はその中の綺麗に折りたたんでいる紙を広げた
    そこには子供らしい字で”遅刻しても許す券”と書いてあった

    「へ〜。可愛い〜。いいなー。」

    「うん。でさ。今日って何か特別な日なの?」


    「へ?!」

    は驚いて声を上げた


    「だって、敬老の日はもちょっと先だし。何の日なの?」

    カカシはに真剣に尋ねた


    「今日はあなたの誕生日でしょうーがっ!!」

    「え?」

    カカシは眉間にしわを寄せ思い出した


    「あーそっか。だからナルト達くれたんだー。なるほど」

    一人で納得しナルト達のプレゼントを見た


    「本当っに忘れてたの?」

    は呆れた顔をしてカカシに聞く


    「うん。別にそんなにたいして意味が無い日だと思ってたし・・」

    「・・・っそ「でも」


    「今日ナルト達とかいろんな人からおめでとうって言われて
     そんな悪い気がしなかった」


    は黙ってカカシの次の言葉を待っていた


    「っていうか、むしろ嬉しかったりして」


    カカシはそういうとを見てにっこり笑った
    それを見たは少し照れたように「そう」と返事をした


    「そーいえば。俺からプレゼント貰ってないんだけど」

    「え」





    やっばい・・・・・買うの忘れてた




    少し慌てて頭で変わりになるようなものを考えた

    「(うぅー・・・しがないっ!!!)」



    はカカシをぐいっと引き寄せると頬に顔を寄せキスをした



    「はっぴぃばぁーすでぃー・・・・;;;;」

    は顔が真っ赤ですたすたと前を歩いていった
    カカシはをみて少し固まっている

    「もー絶対やだぁー!!!!馬鹿じゃないのー!///」

    は歩きながら嘆き叫んでいる


    「ちょっ!!ごめんって!あまりにも不意打ちだったから!
     もう一回!ちゃんとやって!お願い!」
    

    カカシはを追いかける


    「今日耳定休日!!!///」


    は耳をふさぎ顔を真っ赤にした


    「ずるっ!今日俺誕生日なんだからいいじゃんっ!!」

   




     おめでとう  ありがとう  おめでとう


     




   

  2005/09/17

   
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